イジワル婚約者と花嫁契約
「まぁ、そんな田中さんだからこそ代表も信頼しているのかもしれないしね」
「そうですね」
それはあるかもしれない。
以前お兄ちゃん言っていたもの。あいつがいるから俺は安心して仕事に集中できるんだって。
「あっ!今日は残業ナシなら久し振りにご飯食べに行かない!?」
「いいですね!」
そういえば最近、会社帰りに千和さんと食事に行っていない気がする。
お見合いしてからは特に。
「田中さんも帰っていいって言ってくれているしね。久し振りに語ろうか」
「……はい!」
朝は今日も一日気が重いって思っていたけれど、一気にテンションが上がった。
千和さんと食事に行けるなんて久し振りだし、ここは田中さんに甘えて定時を過ぎたら上がらせてもらおう。
「ちょっとコンビニ行ってくるから、先に戻ってて」
「分かりました」
食堂を出ると千和さんにそう言われ、ひとりオフィスへと戻っていく。
「あっ、そういえば……!」
ふと朝、健太郎さんにメールを返していないことに気付き、廊下の端で足を止め慌ててスマホを取り出した。
すると返信していないというのに、もう一通健太郎さんからメールがきていた。
「そうですね」
それはあるかもしれない。
以前お兄ちゃん言っていたもの。あいつがいるから俺は安心して仕事に集中できるんだって。
「あっ!今日は残業ナシなら久し振りにご飯食べに行かない!?」
「いいですね!」
そういえば最近、会社帰りに千和さんと食事に行っていない気がする。
お見合いしてからは特に。
「田中さんも帰っていいって言ってくれているしね。久し振りに語ろうか」
「……はい!」
朝は今日も一日気が重いって思っていたけれど、一気にテンションが上がった。
千和さんと食事に行けるなんて久し振りだし、ここは田中さんに甘えて定時を過ぎたら上がらせてもらおう。
「ちょっとコンビニ行ってくるから、先に戻ってて」
「分かりました」
食堂を出ると千和さんにそう言われ、ひとりオフィスへと戻っていく。
「あっ、そういえば……!」
ふと朝、健太郎さんにメールを返していないことに気付き、廊下の端で足を止め慌ててスマホを取り出した。
すると返信していないというのに、もう一通健太郎さんからメールがきていた。