檻の中の国

「………ありがと。螢。」



正気に戻ると、私達はかなり恥ずかしいことになっているのに気づいた。



少し足を広げて座る螢の上に膝を乗せて


螢の腕に抱かれている。


まるで抱っこされてるみたい。


私の心臓の音……螢に聴こえちゃいそう 。



「……螢…もういいよ…離して…?」



….あれ……?


離してくれない……?






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