檻の中の国

でも、みんな楽しそうにしている。


私のいる世界より、逆になんだか居心地がいい。


「…あ!!あれはなんですか?」



綿飴のようなものが点滅するように

次々に色が変わっている。


「あれは虹飴だ。


よし…一つ買ってくる。」



螢さんは私に虹飴をくれた。


「ありがとうございます!!螢さん!!」



虹飴は、綿飴より甘さ控えめで、
とてもおいしかった。




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