寂しがりヒーロー
えぴろーぐ。
「あれが逢坂伊月さんか!」

「あんなに可愛いのにトップとか、本当信じられないよね...」

「おはようございます!伊月さん!」


隠す必要が無くなった僕の周りは、好きなだけ騒いで、好きなだけ僕に敬意を見せるようになった。

カモちゃんはその光景にかなり驚いていたけど。


「なぁ、なんで伊月さんって、あんなに強いんだろうな」

「...決まってんだろ、ほら、あれ見ろよ」


彼らの視線の先には、口付けを交わす僕とカモちゃん。





「カモさんっていう、大切な彼女がいるからだろ」



fin.


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