【短】イッショニ カエロウ
『一緒に帰らない?』
今日から、付き合い始めた彼女が僕の席に近づいてくる
『うん。もちろん』
そういって、僕も席を立つ
『嬉しいな♪』
『え?』
『まさか、告白OKしてもらえるなんて』
『いや、別に・・・
こっちこそ、嬉しかったし・・・』
まさか……
そう言いたいのは、こちらのほうだ
僕という平凡な人間に
中学2年にして彼女が出来るなんて・・・
しかも、学年一かわいい彼女だ
そんな彼女に告白されたなんて、幸運過ぎる。
もう、彼女が女神に見えてくる