私の思い~きっかけとタイミング~
恵太side
「もしもし。」

何時間か前に俺からかけた電話の主から、今度は電話がかかって来た。

俺は山本先生に夕食のお誘いをしてもらったが、どうしても出かける気にならず、夕食はカップラーメンで済ましていた。

でもその時に自分の相談に乗ってもらったおかげで、明日は何とか病院に行けそうな精神状態だ。

実はそれほどダメージを受けていた。

先生は特に何も言わずに聞いてくれたが、最後に一言だけ俺に言った。

「心に正直に動いてごらん。」

俺の明日は遅番だ。

朝の通勤で彼女と会う事はない。

そして目を閉じて考える。

俺は一体どうしたいんだ?

もし俺が彼女だったら、俺に誤解を解いてほしいだろうか。

やっぱり直接会って俺の気持ちを伝えなくてはならない。

彼女がどんな答えを出すかは分からない。
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