私の思い~きっかけとタイミング~
美紗side
でもこういう時に限って、前にゆっくりとした車が走っている。

裏道の為、道路が狭くて追い越す事も出来ない。

「やっぱり連絡しておけばよかった。」

私は焦りながら、鞄を見る。

運転しながら、スマホを取り出せないし…。

仕方がないので、そのまま総合病院近くのファミレスへ向かう。

お蔭で緊張を感じる暇もない。

とにかくなるべく待たせないようにしないと。

私はとにかく焦っていた。

約束の時間に数分遅れて、ファミレスの駐車場に車を止める。

オレンジの車は…、どこだろう。

もう店の中に入っているだろうか。

私は慌てて車から降りると、きょろきょろと駐車場を見る。

私がオレンジの車を見つけたのとほぼ同時に、森崎先生は車から降りて来た。

私は慌てて森崎先生の方に走って行った。
< 162 / 382 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop