私の思い~きっかけとタイミング~
よほど恥ずかしかったのか、顔が赤くなっている恵太さん。
ん?
でも一目ぼれって?
「いつもあの裏道ですれ違う時、あなたは無表情か少しムッとした顔をしていた。それはそれでこちらが突っ込んでいたのですから、仕方ないなと思っていました。」
申し訳なさそうに私を見る恵太さん。
「でも段々その顔を見たいがために、あそこでわざと車を突っ込むようになっていたんですよ。自分でも知らないうちにね。」
私は一瞬困った顔をする。
結構怖い思いもした事もあった。
それがわざとだったなんて。
「美紗さんがうちの病院に検査しに来た時に、CT受付の横で寝ていたでしょう?あの微笑むような寝顔から目が離せなかった…。」
あの時?
私は顔がカッと赤くなるのが分かった。