Lonely princess 〜ひとりぼっちのお姫様〜
「裕人、話していても埒が開きません
行きましょう」
「お、おぅ」
彼等がそう言ったのを聞いて、私は振り返ることなく歩き始める
彼等と別れてからしばらく歩くと前から女子の集団が現れると、その中心にいるリーダーらしき生徒に話しかけられる
「ねぇ、白咲さん
ちょっと話があるんだけど、いいかしら?」
はぁ、なんで今日はこんなに面倒くさいのに声をかけられるんだろう
今日は厄日だ…
「話ってなに?」
「ここでは話せないから、ちょっと付いてきてくれる?」
断ってもどうせ無理矢理にでも連れていくつもりなんでしょ?
それは今までの数ヶ月間で理解していた
だから、
「わかった」
断るだけ無駄だよね?
「じゃあ、ついてきて」
彼女達が歩き出したのを見て、私も彼女達の後ろを付いて行く