Lonely princess 〜ひとりぼっちのお姫様〜

「そう言う訳じゃ…」


バシッ


途中まで言いかけ言葉を頬の痛みと彼女の言葉で遮られる


ジンジンと痛む頬に彼女に平手で殴られたことを悟る




「前から思ってたんだけど、あんた本当にむかつく!綾斗様たちに馴れ馴れしくして!
その挙句綾斗様達を裏切って!!傷つけて!!」



『傷つけて』という言葉に殴られた頬よりも胸が痛む



実際には彼等に裏切られたのは私だ



しかし、彼等は私が彼等を裏切ったと思っている




私が彼等と出会ってしまったせいで彼等に裏切られるということの苦しみを与えてしまった



それも紛れもない事実なんだ




例え真実は違っていたとしても




彼等は真っ暗な世界に閉じこもっていた私を暗闇から引き上げてくれたのに






俯いて何も言わない私をみて気を良くしたらしい彼女は笑みを浮かべて言った



「ふふ、何も言えないのね
これにこりたらもう綾斗様達に近づかないでね?次はないから」



そう言って身をひるがえして去っていった



その後を彼女の取り巻きらしい子たちは急いでついていく





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