光の少女Ⅳ【神魔界編】
魔界から攻撃を受けて、数日後。

再び神界を訪れた黄牙と共に、花音達は彼が神界へ来るのに使ったゲートを開いた場所に来ていた。


「・・・それでいいのか?花音達はともかく、お前達が全員魔界に来て」


聖羅や神蘭達を見て、黄牙が聞く。


「・・・ああ。総長の指示だからな」

「私は・・・、行かないと。黒姫が向こうにいるなら、尚更ね」


神蘭に続いて聖羅が答えると、黄牙は次に花音達を見た。


「お前らも本当にいいんだな?」


確認のような言葉に、花音達は頷く。


「そうか。なら、行くぞ」


黄牙が言い、案内するように歩き出す。

そして花音達は神界を出た。
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