ヤンキー男子につきまとった結果。
もしかして秋野くんの唯一勝てない相手って、この人?
「飛鳥様、治療いたしますのでそこにお座りください。」
急に人が変わったかのようにその人は秋野くんにそう言う。
「っ、テメェ!」
殴りにかかるも、男の人に華麗に避けられて逆にお腹を殴られてしまった。
「秋野くん……!」
急いで駆け寄ると秋野くんは苦しそうにしていた。
「大丈夫?」
「…あぁ。悪りぃな、喧嘩見せちまって。」
秋野くんは苦しそうに微笑む。