シャイな彼女と月島くん


「あ…」

ガラッと音がして、見張ってた教室のドアが開いた。

相原が廊下に出て来る。

柱に隠れて見ていたら、相原は廊下の階段を上がっていった。


「上の教室に用なのか?」


上の階は主に三年の教室で占められてる。

図書室もあるけど、図書室に用事ならハッキリそう言うだろう。

疑問に思いつつ、俺は気づかれないように相原の背中を追った。


そして、辿り着いた先は三年四組の教室だった。

廊下で少しまごついてから教室内に恐々と入っていった相原。

三年四組に何の用だ?

知り合いの先輩がいるとか?

半分開いた状態のドアに近づき、中の相原に気づかれないよう聞き耳を立てる。

すると…。


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