ドロップは涙味
嘘つきの涙
「今日から学校かーー…」
ピシッとした制服に、袖を通す。
なんか気まずいなあ。
ずっと会ってないけれど、2人の勝負?に巻き込まれてるし。
「はあ…」
「ちょっと日向?新学期なんだから、ため息なんかつかないの!」
「はあい」
トーストをかじる。
味なんか、ちっとも分かんなかった。
「いってきまーすっ」
家を出た途端。
「よっ日向」弘樹くん⁉︎
「おはよう、日向」圭⁉︎
「な、なんで家に…」
「「迎えに来た」」
「ちょっと………困るんだけど…家まで来るのは本当に迷惑っていうか…」
「ごめん」と圭。
「可愛いね」と弘樹くん。
弘樹くん、全ッ然話聞いてないし!
「圭、行こっ」
「うん」
「えっ、俺は⁉︎」
ピシッとした制服に、袖を通す。
なんか気まずいなあ。
ずっと会ってないけれど、2人の勝負?に巻き込まれてるし。
「はあ…」
「ちょっと日向?新学期なんだから、ため息なんかつかないの!」
「はあい」
トーストをかじる。
味なんか、ちっとも分かんなかった。
「いってきまーすっ」
家を出た途端。
「よっ日向」弘樹くん⁉︎
「おはよう、日向」圭⁉︎
「な、なんで家に…」
「「迎えに来た」」
「ちょっと………困るんだけど…家まで来るのは本当に迷惑っていうか…」
「ごめん」と圭。
「可愛いね」と弘樹くん。
弘樹くん、全ッ然話聞いてないし!
「圭、行こっ」
「うん」
「えっ、俺は⁉︎」