恋のはじまり
「笹本さん、もう大丈夫ですよ。もうゆっくり歩きましょう。」

西山君に呼び掛けられてハッと気付いた。
夢中で歩いていて気付いたら会社のすぐ近くまできていた。先ほどのカフェからはもう大分離れていた。
急いでいたので息が少し上がっていたがあの場所から離れられた事にホッとした。
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