感想ノート

  • 「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」を何年前だったかはっきりとは覚えていませんが、すごく惹かれて出版されてすぐに購入したことは今でも覚えています。ですが高校生になり、部活が忙しくて大好きだった小説もあまり読めなくなってしまい、気になった本をちょくちょく買っては読めずにしまったままの生活が続いていました。
    ですが、映画化されるという話を聞き、高校に持って行って隙間時間や、自習の時間、ラストシーンは家でゆっくりと読ませて頂きました。私は切ない恋物語が昔から好きで、感動系の作品をいくつか読んできました。映画やアニメだと感動して涙を流すことがあったのですが、小説で涙を流せたことはありませんでした。でも「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」を読んで、初めて小説で涙を流しました。
    百合の真っ直ぐな心に胸をうたれ、そして彰の優しくて強い心と、百合への思いを綴った1文字1文字が尊くて、悲しくて、涙が溢れました。こんなにも素敵な物語の世界を知れて本当に嬉しいです。
    戦争や特攻隊のことにもすごく興味を持ちました。
    こんなにも感動し、心を動かされた物語は初めてでした。
    そしてあとがきを読み、続編の存在を知り、すぐに飛んできました!百合が彰ではなく涼と再び幸せな時代を生きていることを知り、私もとても幸せな気持ちです。
    素敵な物語をありがとうございました!!映画でまた物語に浸りたいと思います。

    ぷに 2024/01/12 00:22

  • 私が汐見 夏衛さんを知ったきっかけは「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」という小説で知りました。続きが気になり「あの夏の光の中で、君と出会えたから。」も読んで見ました。
    今の現代にとても必要な作品だと思いました。
    私は日本になぜ歴史があるのか、なぜ過去の話をわざわざ覚えなければならないのかずっとそう思ってきました。ですがこの作品を見てそのような考え方はやめました。過去があるから今がある。今があるのは過去の1つ1つの行いの積み重ねで起こっていることなのだと思いました。ほんとにほんとに色々なことを考えさせられる言葉だなってほんとに心の底から思いました。
    「死」を簡単に口にすることの重大さもとても深くしみわりました。「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」が映画がされて私はとても良かったと思います。
    出来れば「あの夏の光の中で、君と出会えたから。」も公開されて欲しいなと思います、タイムスリップした百合がどのような思い出現代に戻り現代の普通の過去の普通がどれほどに違うのか、現代がどれほど幸せな日常なのかをもっと色々な方に知ってもらいたいなと思いました。汐見さんの作品で当たり前が当たり前であって良かったと、毎日生きれて幸せだと誇りを持って言えます。
    ありがとうございます

    美音 2024/01/05 00:33

  • 僕は映画「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」や、
    スターツ出版の「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」
    なども、読ましていただきました
    話を読むと戦争がどれだけいけないものか、
    死との思いなども、知りました
    映画の方は彰と百合との悲しい出来事で
    すごく泣けました
    ありがとうございました

    しにがみ様 2023/12/30 18:03

  • 「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」もそうなのですが、百合の心が強くてほんとにすごいです。クラスであまり話せる子もいない、変な噂を流されているにも関わらず気にせず、でもクラスメイトの子がいじめられてたら必ず助けて、酷いことかもしれませんが、私は怖くて助けられません。見てることしかできないんだろうなぁと自分で思いました。
    また、彰や特攻隊の人は誰も生きたいなど死にたくないなど言わず、国民の命のためにというので飛んで行くのが私はありえない。と百合と同じ気持ちになりました。本当は生きたい人だって居るはずだし、彰だって百合と共に過ごしたかったはずなのにと思いました。彰や百合とかじゃなくて昔の恋愛はこんな感じだったのだろうと思うと心が痛みます。

    ここあ 2023/12/29 13:18

  • あの花が咲く丘で、また君と出会えたら。」を読んで、続きが気になったので、「あの夏の光の中で、君と出会えたから。」を読みました。読んだ感想としては、今を大事にしようと思いました。今の時代軽々しく、「タヒね」など当たり前に言う時代ですが、もっと言葉を考えて使おうと思いました。百合ちゃんの言葉もめっちゃ刺さったし、本当に感動した。私たちが今どれだけ幸せな暮らしをしているか、命の大切さを知りました。今度映画も見に行く予定です。

    あーしあわせ 2023/12/24 00:26

  • あぁ、やっぱり、汐見さんの作品は最高です。
    本編読んでからだったのですごく泣けたし、感動しました。
    大好きです。

    砂藤もなか 2023/12/16 22:51

  • 「あの花が咲く丘で、また君と出会えたら」の映画を見て原作を読み、泣きました笑
    私も鹿児島出身で小学生の頃に知覧の平和会館に行きました。特攻隊の方々の写真を見て当時の兄の年齢とさほど変わらない方々が多く亡くなっていた事実を知り、母と2人で平和な世の中に生まれたことを泣きそうになりながら感謝したことを思い出しました。
    戦時中の描写では胸が締め付けられるほど苦しく、恋愛の描写では、にやにやが止まらないくらいキュンキュンしました。
    最近気分が落ちることが多くて、生きている意味がわからなくて辛かったです。でも、先生のこの作品に出会えて、今の時代に家族がいて、友達がいて、推しがいることが生きる意味だなぁ、幸せだなまだ死にたくないなと思いました。
    素晴らしい作品に出会えて、本当に良かった。
    ありがとうございます。
    先生の幸せをずっと願っています。

    comaluchan 2023/12/11 00:08

  • 「夜が明けたら、一番に君に会いに行く」という作品を読んでから汐見さんの作品を次々と読んで5作品目。
    ふと見た図書室の本棚に置かれていた「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を読みました。
    感動的な最後が大好物な私にとって汐見さんの作品は大好きなのですが、これほどまで泣けるとは想像もしませんでした…。
    作品を読み終わってからもう一度タイトルを読むとそういう意味だったのか…とまた思い出し泣きしてしまいます。
    「タイムスリップ」という非現実的な状況に置かれた百合が目の当たりにする現代では考えられない更なる未知な戦時中という状況。
    小説の主人公に感情移入しながら読む私には主人公の気持ちは分からないかも。と思いつつ読み進めていくと不思議なことに自然と感情移入が出来ました。
    彰のような好青年に出会ったことも、百合のようにタイムスリップしたこともないのにも関わらず、彰の大切な人を守る考えや百合のどう足掻いても伝わらない虚しさ、悲しさ、辛さが重なってラストのシーンでは読んでいる間ずっと顔の穴という穴から涙やら鼻水やらが止まりませんでした。
    学校で読まなくて正解だったと安堵さえしました笑
    彰が飛び立っていってしまったことや、ツルさん、千代ちゃんに最後お礼を言っていないことがまるで自分の事のように悔しさで胸がいっぱいでした。
    特攻資料館にあった百合への手紙や、最後の彰の本当の気持ちが書かれたエピローグではカラッカラになるんじゃないかと思うくらいとりとめがなく涙が溢れてきました。
    「あの夏の光の中で、君とまた出会えたから。」では百合の視点ではなく、涼の視点で物語が進んでいたので新鮮で読んでいる間ずっと不思議な感覚でした。
    元々読むのが遅いこともあり、百合は今こう考えてるのかな、それとも…と妄想を始めると止まらなく、中々物語が進みませんでした笑
    想像力が豊か過ぎるのも考えものですね。
    今の所、私の一番好きな小説です。
    こんなに素敵な作品を知らない人がいるのかと思うといてもたってもいられないので早速友達に勧めました。
    中学生である私の語彙力では話を簡潔に纏めることも今ある感情を上手く伝えることも出来ませんが、本を沢山読んで、きっといつかこの言い表しようのないもどかしい感情を文にして書くことが出来るようになりたいです。
    素敵な作品を生み出してくれて感謝しかないです。ありがとうございました。

    KO 2023/12/01 19:25

  • 本編の話見てからこの話を見ると、
    話がつながってて、百合がどんな気持ちで今まで過ごしていたのかなどが分かってうれしかったです!
    涼君とうまくいってよかった!
    でも続きが気になるような終わりかたでもうムズムズしすぎます…。
    マジ感動って言葉しかないです。
    この話に出会えて感謝しかないです。

    まえやん 2023/10/31 18:38

  • 「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたなら。」が映画化される予告を見て気になり、この小説を読みましたが戦争時のことをあまり知ろうとしていなかった私に少しでも戦争のことを知ろうと思わせてくれる小説でしたそしてこの「あの夏の光の中で、君と出会えたから。」、続編で戦争時に死んでしまった人の生まれ変わりにまた会え、そして読めなかった手紙が資料館で読めたところを読んでて涙が止まらなくなってしまいました最後ふたりがまた結ばれるのがとても感動でしたでもまだ続きが気になってしまうと思うほどとてもいい物語でこの小説の映画も絶対見に行って映画館で泣いて帰るんだろうなと思います!こんなにも感動そして良い物語をありがとうございます!

    鬼姫☆マーリン 2023/09/08 03:57

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