不順な恋の始め方
ただ、それを分かっていて、いくら反省したとしてもこの現状を変えることなんて神様にさえ不可能で。
「…おはようございます」
私は、心なしか若干熱っぽく感じる身体を半ば無理矢理この会社まではこんできた。
「あ、森下さんおはよう」
「おはようございまーす」
オフィス内に居る数人の挨拶を耳にいれながら、なんとか自分の席までやって来ると早速イスに腰掛けてひと息ついた
しかし、そんな私の事情なんて知る由もなく右斜め前の席の同僚、大橋湊(オオハシ ミナト)が私を手招く
「ん……もー、なに、大橋」
私は重たい身体をイスからあげると、のそのそと重たい身体を大橋の元へとはこぶ
「ちょ、森下、みてみて」
「なに、またつまんないことでも……………って、ええ!? こ、これ、まさか…また?」