不順な恋の始め方
もともと、ロングでくるくると巻かれている茶髪に派手めな化粧、それから露出度の高い服を見にまとっていて。
それから、同性には気を遣わずツンツンとしている彼女は周りの人に……いや、特に同性には勘違いされやすいタイプで。
それだけでもこんな風に噂話をされる標的になっているというのに、こんな写真が他の人の目にも入ってしまえば彼女は……
「大橋、その写真消した方がいいと思う。なんか…趣味悪いよ」
別に彼女を庇う気でもないけれど、趣味が悪いと思ったのは事実だし……
それに、こういう手の話は今の私には少しキツいかもしれない。
「なに、森下怒ってる? どうしたの、珍しくピリピリしちゃって。まあ、消すけどー……」
そんな大橋の言葉を背中に、私はまた自分の席へと戻る