no life no color



悲劇のヒロインにはならず、それを助けてくれる王子様も存在しなかった。


もしも泣いているヒロインだったら王子様が助けてくれたかもしれない



そんなチャンスがあったかもしれない。


しかしそんなチャンスは落ちてなかった。



多分私が泣かした子にあるのだろう




当然だ、世界はなんだかんだ平等に作られている。




泣いていた人は笑えるような道に導いてくれる。


逆に泣かしたひとは笑えないような道が待ってるのだろう。


それが不本意でも人を傷つけたことは変わりないのだ



「ユノ~?アンタって悪者だよねぇ」

「私たちに使われて悪いウワサ回ってるもんねぇ」

「でね、そんなユノちゃーんにお願いがあるの」



三人の嫌な笑い声、



「リキくんにバレないように拠点見つけて欲しいの」


それは難しいお願い...





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