【完】いいかげん俺を好きになれよ
むむむ、何よその言い方は…
確かにLINEばっかしてるんだけど、それとこれとは関係なくない?
それに自分今井先輩と仲いいんじゃないの?
なんでそんな悪く言うわけ?
「…わかった。
じゃあ三年の教室行ってくる。
当てられそうだから困るもん…」
そう言ってガタッと立ち上がった。
もういいよ、別にアユじゃなくても聞く人はたくさんいるんだし
そんなふうにバカにしてくるんだったらこっちだって…
ーーガシッ、
だけどその時右手首をぎゅっと掴まれた。
驚いてアユのほうを振り返る。
するとアユは怒ったような困ったような、なんとも言えない顔で
あたしの目をじっと見た。
「……あーわかったよ。教えりゃいいんだろ?
仕方ねぇな…」