【完】いいかげん俺を好きになれよ

「そ…そんなことないです///」



あたしが恥ずかしさのあまりうつむくと、さらに顔を近づけてくる先輩。



「あれ?なにー?もしかして照れてる…?

可愛いね…」



そう言いながら今度はなぜかあたしの肩に手を回して…



「そういう反応、すげぇそそるわ…」



……ドキッ、



耳元でささやく声はさっきとは別人だった。



ちょっと待って、なんか…


先輩キャラ変わってない…?



あたしはもう心臓がこわれそう。


なにせこういうシチュエーション初めてだし、慣れてないもんだから

本当にどうしていいかわからなくて軽くパニックだった。



だけど先輩はそのまま離れる気配はない。


次はあたしの首筋を指でスーッとなぞって…



「…っ!」



そして妖艶な瞳であたしをじっと見つめながらつぶやいた。



「なぁ…美優ちゃんて…


俺のこと好きでしょ…?」

< 65 / 338 >

この作品をシェア

pagetop