【完】いいかげん俺を好きになれよ
「そ…そんなことないです///」
あたしが恥ずかしさのあまりうつむくと、さらに顔を近づけてくる先輩。
「あれ?なにー?もしかして照れてる…?
可愛いね…」
そう言いながら今度はなぜかあたしの肩に手を回して…
「そういう反応、すげぇそそるわ…」
……ドキッ、
耳元でささやく声はさっきとは別人だった。
ちょっと待って、なんか…
先輩キャラ変わってない…?
あたしはもう心臓がこわれそう。
なにせこういうシチュエーション初めてだし、慣れてないもんだから
本当にどうしていいかわからなくて軽くパニックだった。
だけど先輩はそのまま離れる気配はない。
次はあたしの首筋を指でスーッとなぞって…
「…っ!」
そして妖艶な瞳であたしをじっと見つめながらつぶやいた。
「なぁ…美優ちゃんて…
俺のこと好きでしょ…?」