夏恋~ひまわりと太陽~
「え?ど、どこ行くの?」
「ちょっと寄り道。大丈夫だよ。おばさんには、遅くなるって言っておいたから」
そう言ってスタスタと歩いて行く蓮の後ろを必死について行った。
あっちは駅の方向。
どっか行くの?
蓮の考えがわからない。
ついた所はやっぱり駅で。
「ちょっと蓮!!どこ行くの?場所くらい教えてくれたって…」
あたしが言い終わる前に、すでに2人分の切符を買って、1枚をあたしに差し出した。
「はい。それは着いてからのお楽しみ。じゃあ電車来るから急いで」
なんだか、いつもの蓮らしくない感じだった。