私は彼氏の親友と浮気した。
「ふっーーーー……」
一旦落ち着き一度深呼吸をした。
涙は止まらないまま私は八代に声をかけられる。
「野々宮?もう大丈夫か?
一旦あっちに座るか、
俺なんか飲みもん買ってくるから、
ここで待っとけ‼」
私は泣き叫び地面に座っていたので、
八代が言った階段に座りに行った。
まだ落ち着いただけで涙が止まっていなくて、
目を擦りながら私は階段にひょこひょこと向かう。
私はぼーーーとして意識が無くなっていたみたいで、
少しずつ何かを考えるようになった。
弘人……
あの先輩と“浮気”したのかな……
あれは浮気だったのかな…
私は“彼女”だったのかな……