私は彼氏の親友と浮気した。
「ふーん…弘人が浮気ねぇ……」
「そうなんよぉ~…
そのその、キ、キスしたの見たんねん…」
自分の言ったことを思い出してしまい私の涙は止まらないまま…
「……キス……?
で、野々宮はそんな弘人を憎いと……」
「へ?!」
………………
…何でそれを知ってんの……?
それは死ぬかと思うたからで……
「さっき倒れ込んでたときずっと言ってたやろ?」
「……………?」
……声が漏れてたの………?
「憎いんやったら仕返ししたら?」
そう言って八代はにやっと笑う。
「……憎いなんて思ってないし‼
でも…でも…どうしたらいいんかわからん」
「野々宮は正直やな~
野々宮きっとまだ憎いと思ってやろ?
まぁそうだよな~
だって人間の心なんてそんな風にできてんのやからな~」
「はぁ?!」
「俺の予想。きっと憎いと思ってるだろ?」
「やから思ってない‼」
私は咄嗟に答える。
「嘘つくなよ…」
八代はにやっと笑い話を続ける。
「きっと悲しいという気持ちよりも、
裏切られたから憎いという気持ちのが大きいんじゃないの?
綺麗ごというなよ?」
ドキッ
私の体中に寒気が走る。