私は彼氏の親友と浮気した。



ドキドキしたと思ったのに……

…するのに……




何で思い出しちゃったんだろう

私の心臓の鼓動は怖いくらい早く波打っているようだった。

そして昼休みが終わるチャイムが鳴るまでずっと、
私は洗面台に手をかけ静かに泣いていた。





どうしたらいいの……

………どう接したらいいの……






チャイムが鳴り放課後になっていた。

弘人はバイトに菊ちゃんと八代は部活へ行き、
私はさやと私の教室で明日のことを話していた。





「4人で話した結果“遊園地”で、どうでしょう?」

さやは机に両手ほうずえを着いて言った。




え?!




「何でデートじゃないのに5人で遊園地なんか行かんとあかんねん~」

「いや、佐久田が言ってんで~」




「は?!何で弘人が?」

“佐久田”って名前が出るだけでドキッとしてしまった。

でも弘人、人が多いとこ苦手やのに……

前行ったときだってずっと気持ち悪そうにしとったしな……





「んとね……」

さやが考え込むように悩む。

どんどん頭を下に向けている。





バッ





そんな音がするくらいのスピードでさやは顔を上げた。

「……こ、怖いよ」

「いい?これ言ったら絶対に私殺されそうやけど言うよ‼」





な、何?



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