私は彼氏の親友と浮気した。
「カフェに4時半に来てって‼」
カフェとは弘人のバイト先だ。
え?!
4時半?
私とさやは一緒に時計をバッと見る。
その時計の針はもう5時を指していた。
「もう5時やん‼」
さやが不安そうな顔をしていきなり大きな声で言う。
誰もいない教室に響く。
「……え、あ…じゃ、行ってくる‼
時間とかはメールで!」
私は咄嗟に鞄を持ち沢山の机を上手く避け教室のドアをでた。
「ごめんな~‼またメールする‼」