チョンジェ村のテチ
次の日、テチのお家に村長のチョウさんがやってきました。

チョウさんは、とても悲しそうな顔をしています。


「チョウさん、どうしたの?」

テチが聞きます。


しばらくして、チョウさんが、重い口調でお話しを始めました。

「テチ…、昨日、村のみんなにいたずらをしたのは、君かい?」


テチは驚きました。


そして、おびえていました。


そのテチの顔を見たチョウさんが、また、ゆっくりと話し始めました。


「昨日の夜、村のお巡りさんのダイヂさんが、話してくれたんだょ。テチがみんなにイタズラをしてしまったってね。
その時、マリリンのママもいてね。そんなコトをするテチとは、もぅマリリンと遊ばせたくないって言ってるんだよ。」


テチは、悲しみと恐怖感と、反省の気持ちから泣き出してしまいました。

「えーん、ゴメンなさ〜い。えーん、えーん。」


「あのね、テチ。イタズラをしてしまったことは、とっても悪いことだよ。
だけど、テチは教えてもらえなかったから、それが悪いコトだって、わからなかったんだよね。
それは、テチだけが悪いんじゃないんだ。
村の大人達も、悪かったんだ。ゴメンね。」

チョウさんは、テチの頭を優しくなでながら言いました。
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