チョンジェ村のテチ
次に向かったのは、ヨッピイのお家でした。

ヨッピイは、ずっと怒っていました。

「ゴメンなさい。」

テチが謝っても、なかなか許してくれません。

テチが困っていると、チョウさんがヨッピイの耳元で、優しく話しました。


「ヨッピイ、テチが君の自転車にイタズラしたことは、とってもいけないことだよ。君の気持ちは良くわかるよ。…だけど、テチは、君みたいに、ちゃんと叱ってくれるママが、近くにいないんだ。だから、お兄ちゃんのヨッピイが、ちゃんとテチに教えてあげて欲しいんだよ。優しくね。」

ヨッピイが、ずっと兄弟を欲しがっていて、[お兄ちゃん]と言う言葉に、ずっと憧れをていました。

そのことを、チョウさんはちゃんと知っていたのです。


[お兄ちゃん]と言う言葉でヨッピイは、少し照れくさそうな顔をして、
「もぅ、イタズラすんなよ。今度、自転車の乗り方教えてやるからな。」
と、いいました。



テチは、嬉しそうに頷きました。


これで、ヨッピイとも仲直りです。
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