Doctor×Doctor=♡
「直、落ち着いた?」
「ん、ありがと。」
ベンチに座って、少し休む。
「俺も敦史くんに会ってみたかったな。
きっと素敵な人だったんだろうな。」
「たっくんにすごく似てるよ。
いつも私のこと考えてくれる、優しい人だったの。」
「あのお母さん見てたら、よく分かったよ。
直、お腹張ってないか?」
「ちょっと張ってる。
びっくりさせちゃったかな。」
「帰ろっか、直。
生まれたらまた、見せにこような。」
「うん!」
辛かった過去は、決して消えない。
その過去を半分背負ってくれる、たっくんはそんな人.*・゚ .゚・*.