今夜、上司と恋します
「…佐久間さん、好きです」
私は顔を真っ赤にしながら、そう言った。
「俺も好きだ」
佐久間さんは私の後頭部に手を持っていくと、ぐいっと引っ張って一瞬で唇を奪った。
目をぱちくりとさせて、佐久間さんを食い入る様に見つめる。
「仕事中だというのに。あまりにも可愛いんで我慢出来なかった。
……続きは今夜だな」
「さ、佐久間さん」
「今日は俺の家に来るか」
「……っ」
そんな甘く囁かれたら、一気に頬が熱くなっていく。
初めての佐久間さんの家。
私の中の佐久間さん情報の中に、また一つ加えられる。
―――――――――彼は私の事が好き。