恋愛上手になるためのルール
私の返しに、ちょっと面食らってから、ディランは言った。



「これでも、お腹すいてるから、急いで帰ってきたんだけどな」


「あ、っそ」



昨日の今日で、早速会いにくるなんて、どういう風の吹き回しかしら?


そんなことを考えながら、テーブルに二人分の食器をセットした。


それがまた、嬉しいんだから、私って相当ディランのこと、気に入ってるよな。



幸せなため息をついた。



「ねえ、みや」



席について、私が水を注ぐのを待つディラン。いや、年下で、ゲストだから、色々やってあげてるんだけどさ。



「なあに、ディラン?」





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