柊が2人の合言葉♡

「・・・花ー。柊花ー。柊花!!」
「へっ!?」
いきなりグイッと誰かに腕を引っ張られた。
引っ張ってくれたのは柊夜。
あたしの横には電信柱が。
このまま歩いてたらぶつかってたんだ。
おぉ!危なっ!
あたしは柊夜より背が低いからちょっと首をかしげてのぞき込むように上を見た。
「ありがとっ!」
すると、なぜか柊夜の顔が一瞬で真っ赤に。
「い、いや//」
なんでそんなに顔が赤いのかなぁ?熱?
まぁいっか。
「ったく。そこまで気づいてないとかどこまで鈍感なのよ。」
そう言っていた紗羽のことなんてあたしの耳には届かなかった。
< 12 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop