涙が枯れる日 Ⅰ【完】







ガチヤ



斗真)「あっ!雷輝だ〜」

快)「お!雷輝その女の子って……」


由紀)「あれ?桜花ちゃん?」


輝希)「あ、やっときたね」


「あぁ、今から紹介したい奴がいるから座れ」

そう言うと皆は自分の定置に座った




「前に言っていた姫だが…………ここに居る桜花を姫にしたい」


「え、えっと明道桜花です。よろしく」



快)「おぉー!やっぱり」


由紀)「えー?あの桜花ちゃんが!」


何だ?もしかしてダメなのか?



「お前達桜花を知ってるのか?」


((え…………。逆に知らないのかよ。))


快)「知ってるも何もー桜花ちゃん、学校の有名人だぜぇー?」


え………。そうだったのか?



輝希)「桜花ちゃん、学校では”笑わない高嶺の花“って言われてるんだよ」


…………知らなかった



「え?そ、そうなの?し、知らなかった………」


噂の本人さえも知らなかったらしい…


快)「桜花ちゃん以外にも、由紀の彼女は“モデル以上のお姫様”で、桜花ちゃん達のクラスにいる白河理子ちゃんは“うさぎ姫”って呼ばれてるぜ!」




「し、知らなかった………」




桜花は相当驚いているようだ



斗真)「だからそんな高嶺の花ちゃんが姫するなんて知ったら驚くよー」



快)「そうだぜ!桜花ちゃんが天龍の姫になるなんて夢みてーだ」



これは喜んでるでいーのか?




由紀)「俺は賛成。桜花ちゃんはとっても優しいからね」



そんな事知ってるっつーの!




輝希)「だってさ、よかったね?」



「あ、あぁ。じゃ決まりだ!そーゆーことだから輝希全員集めてくれ」


「分かった」














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