臆病な私でも恋はできるのか。

お祭り





妖精の言葉の謎も解け、太陽の光を浴びて遊びその日のデートは終わった。



元の姿に戻ったからといってそれほど日常生活が変わる訳でもなく、楽しく四人過ごしていた中、突然りおに聞いてほしい話があると廊下に誘われた。



「どうしたの…?」


俯いてもじもじとしているりおにそう尋ねると、りおはゆっくりと口を開いた。


「あの…ね?私、何故か毎年とっきーと二人でお祭りに行くのが恒例になってて…その…そこで告白しようと思ってるんだ」


「そうなの?!」


「うん…あ、えっと…それだけ!伝えておこうと思って!もし上手くいかなくても気まずくならないようにするからね!」


「そんなことないと思う…大丈夫だよ…!頑張ってね」


「ありがと!沙織ちゃんにそう言ってもらえて何だか勇気でた!が…頑張るね!」


「うん!」


そっか。ついに、りおも想いを告げるんだね…って、とっきーも薄々気づいてるような気がするんだけどな…

これだけ長くいて気づいてないとすると鈍感すぎる気がする…

何はともあれ上手くいくといいな…上手く…いくよね…?
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