鏡と瞳



「楽しくない?」

「えっ、なんで。楽しい。」

「そっか、良かった。
なんかあんなりテンション上がってないし
不安だった。」


そうかな。
テンション、上がってたんだけど。
顔に出ないから私。

「全然楽しい。」

「全然って何!楽しいならいいけども。」

「うん。」

そう言って微笑むと、薄暗い中でも
海晴の顔が赤くなったのがわかった。



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