鏡と瞳




「えっ、ちょっ、」

「ごめん。なんか、」


目の奥が熱くなって、涙が止まらない。
何か弁解しないと。


「なんか、」


悔しくて。



私の楽しい、嬉しいって気持ちを
否定された気がした。
それが悔しくて悔しくて、涙がでた。


「違う。」

「何が?」


真っ直ぐ見つめられて、言葉に詰まる。


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