バンパイヤ×暴走族



ティナは保健室を出て、中庭の木陰で休んでいた。



ー和君可愛かったな…
テ「…だぁれー?」



千「何だ。ぶりっこはおいてきたのでは無いのか」





千秋が優美に笑った。
それがティナに確信をもたらした。




テ「ふっ…アンタがいるからあいつ等には私のフェロモンが効かないのだろ?」




千「よくわかったな。我がはAレベルのバンパイアだ」



千秋はティナの横に座った。
テ「して、Aレベルのバンパイア…チャイルチ・アキミティさんは何で彼らといる。SSレベルの真似事のように彼らを守る」




ティナのややつり目がちな瞳が千秋を映した。




千「…Aレベルはとにかく適当に血を取り、魔界に輸送したらいいんでね。それ以外は自由なので」




テ「へぇ…」



< 25 / 90 >

この作品をシェア

pagetop