バンパイヤ×暴走族



テ「はぁっ…はぁっ…」
貧血と立ちくらみで視界が歪む。



曉「千秋?どうなってんだ?」
龍会の幹部達は困惑していた。 



消えた仲間…目の前にある光景…これは一般人には刺激が強いだろう。




千秋はbarrierを解き、彼らを見た。




千秋は悲しそうに顔を歪めた。



千「我がはバンパイア…。隠していてすまぬ」




テ「…!千秋君!【barrier】!」



よそ見した千秋にbloodsuckerの総長は容赦なく突き進む。




その間には壁…。



千「…アルティナ。すまぬ。【barrier】」

ティナは床に足をついた。



ノソリと彼らを見ると、千秋を見て怯えてるような、哀しい表情を浮かべていた。

ー違うんだ。
ー千秋君は…。

千「アルティナ!こいつどうにかてきぬのか?!」
テ「待って…。限界…。restraintできる?」
千「できぬ。」




こいつ…総長はAレベルのバンパイアだ。油断ならない。




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