バンパイヤ×暴走族
光ったまま本はティナの真ん前に浮いていた。
和「す…げぇ…」
<我がを呼び覚ましたのは誰じゃ>
テ「…わ…わたしです」
<ん?ソナタはアグリィの娘かの?縮んではおらぬか?我がはこの魔術書に眠る魔術師…シンラじゃ!…あ…ディオルオじゃな?!よかろう…汝の望みを聞かせてじんぜよう!!>
古人の貴族の人みたい…。
テ「back memories」
<よかろう…!>
本は瞬く間にパラパラとめくられ、そこには文字がのっていた。
<汝に幸運あれ>
そう言って、光は消えた。
グラッと倒れかけたティナの体を棗が支えた。
千「…ティナ…。なるほどな…。血の代わりに体力を吸い取ったのか…」
テ「…マジですか…。千秋君本」
千「はいはい。棗、ソファーに寝かせなさい」
棗「ほーい」