バンパイヤ×暴走族

不覚にもドキンと胸が高鳴る。



テ「でも、ちゃんと手をつなげる。だからいいよ…それで」
フワリととろけるような仕草で笑う。



パッと放れた手に名残惜しさが残る。

テ「みなさぁぁん!!もう一度ー!最後に聞くよ…。私と仲間…してくれるかな??」






一時の沈黙。

和や大助や棗も、珍しく真面目な顔をする。




そして、考えが決まったかのようにニヤリと口の端を吊り上げる。






答えは最初から出てたんだ。





「「「「「仲間だよ」」」」」





彼女がぴょんぴょん飛び跳ねて喜んだのは言うまでもない




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