ハンパイヤ×暴走族 2



「じゃぁ行くな?」 
「ありがとな!」


「あの…!!」 
「ん?…なんだ?」

優は、呼び止めてから何て言おうかわからず、口を閉じた。




そして優は、ゆらりと優の体を壁と体で挟み、苦しそうな声で助けを求めた彼女を思い浮かべる。





 髪の毛の間から見たあの瞳…。 




__僕はあの目を見たことがある__

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