不器用な恋愛


な…なんだあの可愛さは!!


あんな人…この学校にいたか!?


もしや…3年かな?


なんて考えてたらチャイムが鳴った。


「うわっ!やべぇ!!」


俺は慌ててチャリを止める。

振り返ると


あの女の人の姿はもうなかった。

「あ…れ?」


チャリの鍵をしまうために突っ込んだ鞄の内ポケット。


ガサッ…



「あっ……」


そこには昨日もらった写真部のちらし。


さっきの女の人が浮かんで
フワッと消えた。


もしや…いや…絶対だよな?


なんかこの紙が素晴らしいものに見えてきたぞオイっ!!(笑)


彼女は写真部だと


俺の中で(あくまでも俺の中で)
確信した。



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