不器用な恋愛


キラキラと星が瞬く中


岩崎瑠璃が屋上のフェンスに寄りかかり


夜空を見上げていた。


屋上の下から聞こえる楽しそうな生徒たちの声とは裏腹に


岩崎瑠璃の背中は切なかった。


…いや,きっと俺も一緒だろう。


「岩崎さん…」


俺がそう声をかけようとした時


「溝内くん。」


岩崎瑠璃が俺の名を呼んだ。


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