王子なカノジョと姫なカレ
「私の部屋ここだから、適当に座ってて」
何か持ってくるねー、と声をかけてキッチンに行き、箱に入ってるクッキーと紅茶をお盆に乗せて持って行く。
「ごめんね みんな。おまた、せ…」
がちゃっ、と扉を開けて目の前の光景にぴしりと体が固まる。
え、と…
この子達は何をしてるのかな…?
「あ、あの…これは違います、その…」
1人の手には私のハンカチを持っており、
もう1人は私のベッドに顔を埋めていて、
更にもう1人は、私の鞄を握りしめている。