君が笑うとき
「あっちゃあ…。やっぱちょっと飲ませすぎちゃったかぁ」


タクヤが頭をかきながら笑っている。


明らかにわざとらしい。


まさか、この状況をつくるためにこいつを家に呼んで酒を飲ませたのか?


「麻由ちゃんを家に送ってかなきゃダメだねぇ」


タクヤがつぶやいた。


「送るって…誰が?」


すると2人の視線が俺に集まる。


そして同時に俺のことを指で指してきた。


「はぁ!?俺かよ!絶対やだ!」


「いいじゃんいいじゃん!な?麻由ちゃん連れてってやれ♪」


適当なこと言いやがって!

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