君が笑うとき

会いたい

俺はひたすら彼女からの電話を待ち続けた。


朝も昼も夜も…ずっと携帯をにぎりしめて。


会いたくて、会いたくて仕方がなかった。


夜も眠れないことって本当にあるんだ…


作り話のような恋。


俺は目をつむって、必死に耐えた。


それと同時に麻由の目の手術がうまくいくか心配だった。


でも彼女は90%成功する手術と言っていたから、少しは気持ちが軽くなったけど…


麻由…今頃何してるんだろ?


ちゃんと飯食ってんのかな?


ちゃんと寝てるのかな?


…妙に心配になってしまう。
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