君が笑うとき
…2週間くらい経ったころの昼だった。


携帯が鳴り、急いで開くと麻由から1通のメールが届いていた。


そこには


[会いたいよ]


この言葉だけが書かれていた。


俺はどうやって空港まで行ったか分からない。


ただただ麻由に会いたくて…夢中で空港まで走っていた。



麻由…


麻由…


麻由…



俺はあの約束の場所に来た。
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