君が笑うとき
「きゃあぁーっ!!!」


ものすごい甲高い叫び声。


…アイツの声!?


なんかあったのか!?


「どうした!?」


俺はすぐに飛び起き、反射で麻由の姿を捜した。


すると目の前には震えている麻由…。


「おい!大丈夫か?」


「でかいバッタ取り逃がした…」


麻由はショックで顔が「ムンクの叫び」みたいになっていた。


なんだよ、それだけか…


「はあ~…びっくりさせんなよ~」


そう言って自分の手を見ると、俺の手が…麻由の肩の上にある。


ハッとして俺は手を離した。


心臓がドキドキしてる。


いつもなら女に触っても何も感じなかったのに…。


コイツが変な奴だから?



まあ…気のせいだろ


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