私とあの娘
授業が全て終わり私は由紀と下校する。

分かれ道で私と由紀は分かれる。

分かれた後、私は花咲さんのハンカチのことを思い出す。

心地の良くなる花の香りが忘れられない。

忘れたくない。私は急ぎ足で家に帰る。一人暮らしの私の部屋は寂しく感じた。

持ち帰ってしまったハンカチを手に取る。

柄も可愛く女の子っていう感じがすごい。

「花咲さん....!いい香り....!」

何だか花咲さんが近くにいるような気持ちで嬉しくなる。私はこんな幸せな時間を過ごしているんだね。

素敵な学校生活、かも。
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