俺様常務の甘い策略
会長室のドアをノックすると、颯介のお母さん……琴音さんがいた。
今日は紺のワンピースに真珠のネックレスとピアス。上品な感じでとても素敵だ。
着物も素敵だけど、たまに見る洋服姿も綺麗。歳は五十二って言ってたけど、四十代に見える。今度、美の秘訣を是非聞いてみたい。
颯介は顔も性格も琴音さんに似てると思う。笑ってても何かを企んでるとこなんか、琴音さん譲りだよね。
「沙羅くん、十二時三十分に配車頼むよ」
私が中に入ると会長が私にこやかに声をかける。
「わかりました」
私は会長の目を見て頷く。
「沙羅ちゃん、またお邪魔しちゃってごめんね。今日も良かったら一緒にランチどうかしら?」
会長の対面に座っている琴音さんが、私を見上げる。
「はい、是非」
私はお茶を出しながら、にっこり微笑んだ。
今日は紺のワンピースに真珠のネックレスとピアス。上品な感じでとても素敵だ。
着物も素敵だけど、たまに見る洋服姿も綺麗。歳は五十二って言ってたけど、四十代に見える。今度、美の秘訣を是非聞いてみたい。
颯介は顔も性格も琴音さんに似てると思う。笑ってても何かを企んでるとこなんか、琴音さん譲りだよね。
「沙羅くん、十二時三十分に配車頼むよ」
私が中に入ると会長が私にこやかに声をかける。
「わかりました」
私は会長の目を見て頷く。
「沙羅ちゃん、またお邪魔しちゃってごめんね。今日も良かったら一緒にランチどうかしら?」
会長の対面に座っている琴音さんが、私を見上げる。
「はい、是非」
私はお茶を出しながら、にっこり微笑んだ。